2025年問題を前に介護の不安を無くしていきましょう

介護保険について 【簡単解説:知らないと将来の全体像が見えない】

認知症予防について

突然、地方に住んでいる両親が倒れた。最近、母親が同じことを何度も繰り返して話をしてくる
このような会話がご両親と合った場合は要注意です。
また、突然、物事は起きるものです、起きたときにどうしようとなる前に介護保険について
全体像について知っておくだけで、物事の対処ができます!

10分で簡単にわかるように解説しています。しばしお付き合いください。

⓵介護保険について
⓶施設サービスについて

2点を解説いたします。

⓵介護保険について
各自治体に地域包括支援センターといものがあります。こちらは全国になんと5000箇所ほど設置されており
中学校区ごとに設置されています。ここご主な相談窓口となります。

必要な手順として

1:地域包括支援センターに相談する
2:要介護の申請を行う
3:主治医の意見書をもらう(支援センターが行ってくれる)
4:訪問にて、調査員の方が家に来訪する
5:認定され、介護保険証が自宅に届く

介護保険の区分は要支援 要介護者 の2つにわけられます。要支援(1・2)・・・食事やお手洗い、外出が主にできる
要介護(1・2・3・4・5・)・・・食事やお手洗い、外出が一人ではできず、支援が必要
介護の区分によって支給される額がことなります。要支援1ですと5千円くらい、最大で要介護5は35万円くらいの支援支給があり
その中から介護のサービスを選びます。自分で一人で決めるのではなく、地域包括支援センターからケアマネジャーという
相談してくれる方のリストを渡されます。そのケアマネジャーさんがご両親の介護区分に応じて

サービスを考えて手配してくれます。なので自分で全部背負わず大丈夫です。

その時に考えるポイントとして

  1. 自宅で生活を続けていくのか?
  2. 自宅から通いながら生活をしていくのか?
  3. 自宅からでて、高齢者施設で生活していくのか?

上記の3つのポイントがでてきます。ズバリ、食事が自分でできるのか?排泄ができるのか?火の始末は大丈夫か?
に絞られてきます。今の3つのポイントができなければ、自宅での生活は難しく、施設サービスを検討しなければなりません。
だれもが慣れ親しんだ地域、家で暮らしていきたいと思いますが、今の3つのポイントができなければ、生命の危険や
周りのかたへ悪影響を及ぼしてしまうリスクがあります。
その時は、施設サービスを検討していきましょう。


⓶施設サービスについて
特別養護老人ホーム 介護老人保健施設 有料老人ホーム 住宅型有料老人ホーム
と今は様々な施設が各自治体に建設されています。
その方の介護区分に応じて、また金銭に応じて選んでいけます。
やはり、一番大事なことは、実際に足を運んでホームを見ることが大事です。
お住いの地域に有料老人ホームが必ずあります。また2000年から介護保険がスタートし
民間企業が参入し多種多様な業界の会社が有料老人ホームを建設しています。教育業界 不動産 などなど
また見学は無料ですし、無料で食事も食べることができます。
日本の昔からの概念では、老人ホーム=姨捨山のイメージです。息子娘に捨てられた、端にやられた
また自分も高齢者なのに、あんな爺さん婆さんと一緒に暮らしたくないなど、ありますが
実際に今の老人ホームを見学するとそのような認識は一変されます。
ホテルライフのような施設や、マンションの一室を借りたような施設 また古民家のような施設とさまざまです。

実際に足を運んでみることが一番です。
まずは情報を集める、介護は情報戦です。体が動き、元気なうちからコツコツと初めていくこと
突然、ご両親が倒れて、どうしようとあくせくすることは避けたいところです。
元気なうちに、ご両親がしっかりと話せるうちに一緒に将来について話して、行動していきましょう。
動して、情報を集めること、一緒に将来を考えていくことが一番大事と思います。
またご自身が80歳になったとき、どのように生活していこうかという視点で、今から情報収集
していきましょう!!

1人で抱え込んで、一人で介護して、貯蓄を取り崩してなどはしないでください。
援助者はたくさんいます、介護保険でお金も支給されます。
全体像をみて、今後、10年後かもしれない、でも1年後、半年後に突然おきるかもしれない
そのために、情報を集めていきましょう!