2025年問題を前に介護の不安を無くしていきましょう

失敗しない老人ホームの探し方【認知症の方でも大丈夫です】

認知症予防について

皆さんこんにちは
2000年から介護業界にて始まり、最初は在宅介護の立ち上げを行い
その後、某大手有料老人ホームにて施設長を約15年ほど行っています。
そんな私が、失敗しない老人ホームの探し方を解説します。

介護はどのかたも、いずれ来るリスクです。ご両親などはいつ倒れて介護が必要になる
状況が訪れてもおかしくありません。
老人ホームを探しにくるお客様で大半の方が、『突然、親が倒れて』『病院に転倒して骨折して入院していたが、もう1週間ほどで退院できるから』
と切羽詰まった状況で訪れるかたがおります。
いつ自分の身に降りかかるか分からに状況です。
そんな問題を解決すべく、3つのポイントがあります。

  1. どのようなサービスがあるか知る
  2. どのような老人ホームがあるか知る
  3. 相談援助体制を整える


⓵どのようなサービスがあるか知る
まずお住いの地域に必ず地域包括支援センターという名称の相談センター窓口があります。こちらに出向いて、もしくは電話連絡を
することをお勧めいたします。そこには地域のケアマネジャー(その方、その方にあったケアプラン作成をしていくれる)を紹介して
もらえます。このケアマネジャーは民間の在宅介護サービスのかたであったり、特別養護老人ホームや老人保健施設のケアマネさんであったり
します。そのリストからケアマネジャーを選ぶことができます。そしてそのケアマネさんが今後のことやご両親のことを相談して
より将来にあったプランを費用面を考慮して作成してくれます。万が一、ちょっとこの方とは少し相性が悪いや、変えたいと感じたときは
また先ほどの地域包括支援センターの方に相談して変えてもらうこともできます。
ここは慎重に相談して決めていきましょう。


⓶どのような老人ホームがあるか知る
現在、家の周りや駅の周りをゆっくりと歩いてみると、さまざまな老人ホームが建っています。
ここにも、こんな業界の会社が行っていると、現在、いろいろな企業が有料老人ホームや在宅型の老人ホームなど
展開しています。まずは資料を請求して、そのときに老人ホームを紹介してくれる紹介会社もあります。
実際にこの紹介会社の方に聞いて、老人ホームに見学にいきましょう。ただし紹介会社の方は施設を紹介していくらのお仕事ですので
必ずいろいろな提案はしてきますが、大半のかたはとても良い方が多く、また介護業界でヘルパーさんや責任者を行っていた方が比較的多いです
またいろいろな老人ホームにも通っているので、どのような方が、どのような施設にマッチしているか?金額面からその方の症状まで抑えて
わかっていますので、まずはこの紹介会社のかたとお会いし、老人ホームに一度見学に行くだけで、施設サービスについて
大半は理解でき、イメージが付きやすくなります。

⓷相談援助体制を整ええる
やはりいつでも相談できるかた、連絡できるかたを整えていくこと。
この介護については、まさに情報戦となります。お住まいの地域によって、さまざまな支援が異なるケースがあります
ご両親のお住いの地域、息子様のお住いの地域によって援助サービスも違ってきます。
だいたいベースとなるものは変わりませんが、このようなことは先ほどの地域包括支援センターで相談したり、専門のケアマネジャーを
抱えたり、また⓶で紹介した、施設サービスの紹介会社の方と交流をもっておくななど、相談をすることで
いつでも連絡しやすい体制を整えていくことで、将来への不安が何倍にも解消されていきます。
大半のかたは介護保険とは何だろう?介護が必要になったとき考えればいいやと思っており
突然、その日がやってきて、あくせく焦り、ご両親の最後の住処がとても遠くの場所になってしまったり、住んだときはよかったが
介護が重くなったときに違うホームを探してくださいといわれたり、さまざまな問題もおきています。

徐々に毎月、一つでも構いません、もしくは先ほどの2か所でも構いません
相談してみて感じておくだけで、今後の生活に不安が解消されると思います。

よろしくお願いいたします。